【冒険ログ#2】 ”便利そう” を買わない選択で見えた、暮らしの本当の余白。【足るを知る】

暮らしのヒント

「いいな~」と指が動きそうになる瞬間。

SNSで人気の暮らしグッズ、気になりませんか?
洗濯ハンガーを一気にまとめて外せるやつ。
プッシュするだけで出てくる洗剤。
最強収納呪文「シンデレラフィット」。

……正直、全部ほしい。

おしゃれで綺麗、おうちもピッカピカに整えてるママインスタグラマーさんの、
【これで整った、私の暮らし】なーんて見ちゃった日には、
もうね、「これさえあれば、あぁなれるのか!!」なんてね。
親指のポチポチ体操が捗りますよね。

でも、ふと思ったんです。
「これって“無くて困ってる”からじゃなくて、
”憧れ”や“あったら便利そう”ってだけなんじゃないか?」って。

思いとどまったグッズ1:洗濯ハンガー外し

「一気に外せる!」「時短になる!」と話題のアイテム。
これは散々インスタで観ただけじゃなくて、
楽天ROOM、ニュースのトレンド情報やゴールデンタイムの便利グッズランキングなど…
なかなか後ろ髪惹かれて、振り切るのが大変な相手でした。

ただ我が家は現在も、昔ながらのピンチハンガー健在です。

たしかに外すとき、ちょっと面倒。
あのマジックみたいのもやってみたい!
でも、よく考えて、、、
”今十分使えていて、どこも壊れていない。”
その情報を観なければ、きっと壊れるまで買い替える選択はなかったんじゃないか?
(マジックみたいに取る時間) ー (一つ一つ取る時間) = 買い替えの費用と手間に見合うのか?

そう思いとどまって、
今使っているピンチハンガーは、大事に壊れるまでしっかり頑張ってもらいます。

思いとどまったグッズ2:お風呂の浮かせる収納

マグネットで浮かせるシリーーーズ!!
これもSNSでよく見るやつですね。
使ってる人のレビューを見ると「カビない!掃除しやすい!」って絶賛。
同じようなリールを合計したら、1時間くらいは閲覧したと思います。

でも我が家、よーく考えたら、
そこまで掃除に困るほど、そもそもお風呂場にものを置いていません。

もちろんボトルと棚が接地してる面には水は溜まるし、
何週間も放っておいたら、きっとヌメヌメしてカビが生えると思う。

でもそれは、
歯磨きレベルで絶対毎日やらないとならない必須レベルのものではないし、
1週間に1回、やれる時にサッとボトル底と棚をきれいに流してあげれば解決しそうかな。と。

お風呂場に限らず、掃除のしやすさは、収納じゃなく「量」で変わる。
もちろんこれは個人差があって、
1日たりとも水たまりは無理って人には必須グッズだと思うし、
「オフロバノモノ、ヘラセマセン」って人にとても必須だと思います。

なんでもかんでも飛びつく前に、
”自分の暮らしのかたち”をもう一度見直すことが、最も大事なことだと思いました。

足りないから欲しいのか、ただ「整って見せたい」だけなのか。

モノがあふれてると、「足りない」と感じる感覚も鈍ってくる気がする。

新しく便利なものを取り入れる前に、
「それって本当に足りない?」「何か代わりになるものはない?」
「今使っているもので十分じゃない?」
そんな風に考えるようになってから、
無理せず暮らしが落ち着いてきた気がしています。

「あの人と同じように整えたい!」と渇望している自分を一度落ち着かせて、
購入する動機としっかり向き合う習慣をつけることを、心がけるようにしました。

私が気付いた、”足る”のかたち。

何もかも揃ってるわけじゃないけど、
“今あるものでちょっと整える”だけで、
案外ラクになったり、気持ちが整ったりする。

足るを知るって、
「買わないガマン」じゃなくて
「案外、十分満たされてる自分に気づくこと」かもしれないな、と思いました。

今日の暮らしログのまとめ。

  • 「便利そう」は「本当に必要?」と一回立ち止まる。
  • 買わないことで気づける “今の自分のちょうどいい暮らし” がある。
  • 足りないように見えて、実は足りていたこともある。

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情報を得ようとも知ろうともしない人を「情報弱者(情弱)」と揶揄する言葉がある中で、
これは、情報を知っていながら、”情報を取捨選択する作業”に近いと思います。
今の時代、全ての情報をシャットアウトすることは簡単なことではないし、
情報を見聞きすることは、良くも悪くも人生を豊かにするものだと信じています。

必要なのは、”自分にとって必要な情報か、否かを見極めて決断する力”。

といって、今宵はAmazonの「あとで買う」に入ってる144点のリストを整理します😇

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